池田活版印刷所便り_Blog

2024.8.9 祭りだ、祭りだ(笑)

20240809 145629暑いです。

地震も怖いです。

御船町の8月は祭り一色になります。11日は第51回があーっぱ祭り。思っただけで熱くなります😂 その昔、恐竜もいた、今でもカッパがいる、うちはカッパン(笑) 明日は商工会女性部は恐竜とカッパのお面作り、看板書き、当日の飲食の仕込みと大忙し。当日は川原で飲食物販。倒れないようにしよう…☺️

16日は県内でも珍しい精霊流し。初盆のところは装飾を施した精霊船を御船川に流します。船は故人を忍びながら家族や親戚、友人たちが飾りつけをします。2m~5m位の船が20艘位流します。一緒に供養万灯、願い万灯を流しますので、静けさの中に荘厳な感じもします。

23.24日は地蔵祭り。子どもの健やかな成長を願うもので、本町通りが子どもたちで賑わいます。今年は造り物が7基。私も午前中は製作に汗を流しています。今年は「くまモン」です。バランスが難しい。

全て終わった頃には涼しくなるはずですが。

皆様もどうぞ、ご自愛くださいませ。

2024.7.10 「紙と活版印刷」を開催します

20240710 120358暑中お見舞い申し上げます。

もう既に酷暑の夏となりました。古い工場なのであまり冷房は効かないですが、水分補給しながら、仕事に励んでいます😃

10月26.27日に紙好きさんと活版印刷好きさんとこれから好きになる人のための「紙と活版印刷」を開催します。

家業を継いで10年になりました。活版印刷の技術の習得をしながら、印刷する紙によって表れ方が異なって見える不思議と面白さを感じていました。

当時、時代遅れと自覚してはいましたが、熊本地震の時「ここは宝の山です」「カッコいいです」「味わいがあります」「活版印刷で本を出したい」というボランティアさんたちの声に、スイッチが入りました。

うちの活版女子をはじめ、多くの紙好きさんに出会いました。デザイナーさんとも出会いました。時代遅れと思っていた活版印刷が世間では今や最先端(笑)と思われていることも、何だか納得しました。ボランティアさんの究極の言葉「活版印刷は、一周遅れのトップランナーです。」は、本当だった!

急逝した活版女子の遺志をついで、開催します。皆さんに知ってもらいたい、紙と活版印刷のこと。多くの人に楽しんでほしいと思っています。

 

詳しくはこちらから
https://sites.google.com/view/kamitokappaninsatsu

 

池田活版印刷所のInstagramはじめました。
https://www.instagram.com/ikedakappan/

2024.6.30 ツバメが巣立った

20240629 183638我が家から無事に巣立って行きました。2日前から羽を伸ばしたり、尻尾を外に向けて糞を落としたりしていたので巣立ちは間近と思っていましたら、それは突然やって来ました。親鳥が盛んにやって来て励ますように近くで羽ばたいて見せます。巣から一歩を踏み出す勇気。大丈夫かしら、落ちはしないかしらと我が子のように見守っておりました。すると勢いよく親の後を着いて羽ばたいて行きました。やったあ…✴️そして、次々に...

この1ヶ月半、心配しながらも幸せな毎日でした。「しあわせの王子」を思い出しました。来年もまた来てね。

「紙と活版印刷」のイベントを開催します。募集要綱など、明日公開します。楽しいイベントになると思います。宜しくお願いします🙇‍♀️⤵️

2024.6.20 ツバメのヒナが孵った

20240619 171252熊本も梅雨入りしました。ツバメのヒナが元気に育っていますよ。かすかな黄色い大きな口を開けてエサを口に入れてもらっています。親鳥はせわしく交代でエサを運んできます。可愛くてたまらないです。ずうっと眺めていたい気持ちです。

巣の下に、どこかの黒猫が座っていました。去年の悪夢が蘇り、ありとあらゆる猫よけの対策をこうじました。そして、木格子を登らないようにしました。巣だつまで何事もないように願っています。

スマホが新しくなったので、インスタグラムを始めました。よくわからないですが、続けてみることにしました(笑)

 

2024.5.27 ツバメが帰って来た

DSC 5088 ぼんやりしている間に5月が終わろうとしています。ツバメが帰ってきました。玄関のちょっと窪んでいるところに巣が出来ています。昨年は猫に襲われ、親鳥たちが呆然と電線に留まったままで可愛そうでたまりませんでした。こんなところにはもう二度と巣をかけないだろうと諦めていたのですが、帰って来てくれました。玄関の戸を開けると真上に日に日に大きくなっていく巣を見て、孫たちは大喜び。私は祈るような気持ちでいます。絶対守らなくては。

お帰りなさい、ナナさん。 

急逝した活版女子。活版印刷が大好きで次々と商品を生み出していた才能ある人です。迷っていると「こうしたらいいんじゃないですか」「もっも自信をもってください。活版印刷は価値ある素晴らしいものですから」若い人から発破をかけられ、そうなんだと自信を深めてきました。助けられていました。誰からも信頼され愛されていました。一緒に仕事をするのがとても楽しかった。三人で次の計画をたてていた矢先のこと。本人が一番無念だったと思います。最期に「活版印刷に出会えてよかった」と話してくれたことが私の支えになっています。

きっとツバメになって、毎日電線にとまり工場をながめているのでしょう。 

「紙と活版印刷」準備中です。三人でやり遂げますよ。