池田活版印刷所の歴史

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曾祖父池田萬太郎が明治23年(1890年)当地で創業。印刷機材、活字一式を揃えた決断に偉大さを覚える。

御船町は上益城郡の中心地であったため、官公庁・商工業者が多かったので印刷物の需要が多く、地域の皆様に印刷物の利便さを伝えることができた。

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祖父2代目池田新蔵は、印刷所を発展させると共に、町会議員になって御船町の発展に大きく貢献。自転車で他町村まで営業・配達していた。

父3代目池田典次は、太平洋戦争から帰還後、活版印刷所を継承した。需要が多くなったので新しい印刷機械を導入して盛況を収めた。誠実な仕事ぶりが評判だった。

母4代目池田ハルは、夫典次の他界後、昭和46年(1971年)より活版印刷所を継承した。昭和時代は大変需要が多く大盛況だったが、次第に印刷の進化に追い付かなくなった。工場を残してくれたので今に至っている。

平成27年(2015年)公務員を定年退職した長女、吉田典子が家業を継承して5代目となり、現在に至っている。