池田活版印刷所便り_Blog

取りかかりは早かったのですが、やっと完成しました。卓上カレンダーの制作販売は3回目になります。紙はやはり、ニーナコットン。お気に入りです。色、手触り、風合い大好きです。同業の印刷屋さんが、活版印刷だとこんなにはっきりキレイにうつるんですね、と。厚くて柔らかい紙に活字の魂が密かに入り込んだように見えます。指でなぞってみると、声が聞こえるようです🎵

 

そしてもうひとつ、世界中探しても何処にもない(と思いますが)、私がデザインして空押しした四季の彩り。うちにある活字の記号を組み合わせて作った花束、とんぼ、海、クリスマスツリー…考えるのが楽しくて、より面白いもの楽しいものを追及(大袈裟ですね)しました。絶対、笑ってもらえるよね、元気が出るよね❗

包装はトレーシングペーパーで折り紙のように包みました。アオサギのシールが可愛いです。

また、ジャストサイズの木製スタンドも準備しています。近くの大工さんに切ってもらいました。シンプルで木の香りが優しいです。

力強くて温かい活版印刷のカレンダーは、日々の暮らしを豊かにしてくれると思います。どうぞ宜しくお願いします🙇⤵️

カレンダー……2000円(税込み)

木製スタンド……400円(税込み)DSC 4249

あっという間に11月。町の文化祭のプログラム納品が終わり、ホッとした日曜日。隣の街なかギャラリーで「トリオ202」の演奏会。町にある音楽大学の同窓生で、定年退職した方3人と賛助出演お一人と教え子さんのピアノ伴奏。童謡、民謡、ビートルズ、歌謡曲、オペラなど。久しぶりの生演奏に引き込まれるようでした。何といっても、演奏者が楽しそうでした。何十年に渡って音楽ひとすじに歩んで来られた実績と音楽愛、たゆまぬ努力をしっかり感じました。蔵の中の響きも最高でした。

夜はディナーショー。県内外で活躍中の「レビュー風」さんの夢のようなステージ。歌とダンスに見とれてしまいます。

さて、当店ではライブのチケット印刷の注文がありました。活版印刷のチケットは珍しいかもねと言いながら、初めてのことでデザインや紙にも活版印刷のよさが出るようにこだわりました。手にされた方が、記念に取っておこう🎵と思われたら嬉しいです。

11月13日(日)隣の街なかギャラリーで、「ジャム日和な日曜日」

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来年は丑年です。可愛いイラストから格調高いイラストまで12種類準備しています。

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2020年11月7日号 Vol.255 の熊日 あれんじ に掲載されました😊
表紙と、記事も5段の大きな扱いで、大変嬉しく思います。

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