池田活版印刷所便り_Blog

2023.11.1 活版印刷2024カレンダー販売開始です

DSC 4841DSC 4842DSC 4843 爽やかな青空が続いています。今日から11月です。

雲ひとつない霜月の佳き日に活版印刷カレンダーを販売いたします❗大袈裟ですね(笑)

店頭に並んでいるカレンダーを横目に、こつこつと仕上げて参りました。間に合ってよかったです。全て手作業ですので時間がかかりました。きっと感性を揺さぶる何かが一枚一枚に込められていると思います。お楽しみに。数量限定ですので、お早めにお求めいただければ幸いです。

活版印刷2024カレンダー価格

☆卓上カレンダー    2200円(税込み)

☆四季の彩りカレンダー  2200円(税込み)

☆木製スタンド(大)  400円(税込み)

☆木製スタンド(小)  300円(税込み)

1年分の幸せをあなたに🎵

宜しくお願いします🙇⤵️

 

 

2023.10.23 四季の彩りカレンダーも刷り上がりました🎵

DSC 4837 第2段、四季の彩りカレンダーが完成しました。今年もよくできました🎵(笑)

数字は活版印刷、上の絵は娘が消しゴムはんこを彫って作りました。年々可愛らしく繊細になっていきます。手作業で一枚ずつスタンプしますので、それぞれ微妙に違っています。福がたくさん詰まったカレンダーで、きっと笑顔になられることでしょう☺️玄関やリビングに、手帳の間に…使い方は自由です。

大きさ   名刺サイズ

1年間 12枚を活版印刷特製袋に入れてお届けします。

ジャストサイズの木製スタンドの準備もしています。

販売開始   11月1日(水曜日)

四季の彩りカレンダー   2200円(税込み)

木製スタンド   330円(税込み)

ご注文は、ご来店、電話、メールで受け付けております。数に限りがありますので、お早めにご連絡くださいませ。

宜しくお願いします🙇⤵️

2023.10.15 2024カレンダーが刷り上がりました

DSC 4789  恒例の卓上カレンダーが刷り上がりました。大きさは10cm×10cm   紙はニーナコットン。白くて柔らかくて厚くて、大好きな紙です。小型ですが、数字がくっきり鮮やかに印刷されています。上部は、インキを付けない空押しです。毎年デザインは変えていますが、樹脂版や亜鉛凸版ではなく、すべてうちにある活字や罫線を組み合わせて情景を表しています。「この風車は何を使っているんだろう。」「このヨット、おもしろい。」と思ってくださると嬉しいです。活版印刷のいいところが随所に現れていると思います。先日、訪れたパン屋さんのレジ近くにうちで作った2023活版印刷カレンダーが置いてあり感激しました。お店にとても似合っていました。デスクに置いて毎日眺めると幸せな気分になると思いますよ。手で触れると活字がいとおしく感じられるかもしれません。

1月~12月まで12枚をお洒落なトレーシングペーパーで包んでお届けします。また、近所の大工さんに作ってもらったジャストサイズの木製スタンドも準備しています。

どうぞ、1年分の豊かな気分を当店のカレンダーで味わいください。1セット2200円(税込み)です。木製スタンドは1個400円(税込み)です。

11月1日より当店で販売いたします。電話、メールでも受け付けますので、宜しくお願いします。お待ちしております。

2023.9.18 活版印刷の領収証

   以前、活版印刷体験を終わられた方に領収証をお渡しすると、「わぁ、活版印刷の領収証ですか。初めて見ました。可愛い‼️」と思っても見なかった反応に驚きました。

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   当店では、ずうっとその形式の領収証ですが、そう言えば手書きの領収証はあまり見なくなりましたね。当店の2枚複写の領収証はアサギ色です。可愛いと言われるとそうなんだなあと思ってしまいます (笑)

10月からインボイス制度が始まるということで領収証の印刷の注文がありました。近所の何十年もお付き合いさせていただいている老舗のお店からです。

登録番号、税率区分表8%と10%、但しの所も税別など、従来の領収証に付け加えがたくさんあり版を組むのに時間がかかりました。おまけにナンバリングも入ります。罫線の表の繋ぎ目に難儀しましたが、出来上がったときはよく頑張ったと自分を誉めたくなりました(笑)

レトロな感じがお好きな社長さんで、活版印刷を応援してくださっています。ありがたいことでし。先日、納品しました。

2023.9.11 平台印刷機のメンテナンス

今日は、師匠の肥後印刷の社長さんに機械の調整をしていただきました。60年位前の大型平台印刷機。

既に製造中止で部品もなく、機械に詳しい人がいない中で、何とか今まで動いてきたのが奇跡的だと思います。機械の音に耳を済ませて、油を指してなだめながらやって来ました。しかし、部品の磨耗、ローラーの磨耗は深刻です。鉄工所で作ってもらう、ローラーのまきなおしをする、と解決法はありますが、時間がかかり料金も高額になると聞いて躊躇しておりました。ローラーは痩せて細くなっているから、版にインキがつかないのです。そこで、師匠はローラーが乗っている所を1ミリ削るとローラーが下がってインキがつくとアドバイス。納得しました。早速同級生の村山さんに来てもらい事情を話すと快諾。その日のうちに6本の部品が低くなりました。同級生ってありがたいです。

師匠は何十年も印刷一筋に生きてこられたので、そこには創意工夫がありました。諦めない、考える、繰り返しやってみる、そして、機械を愛しておられる。「機械は嘘つかんですもんな」と厳しい目と確かな技術で機械に向き合うことを教えてくださいました。

とはいえ、機械音痴の私には理屈がわかりません。そして、今日、長時間にわたって機械の調整をしてくださいました。終わらなかったので「明日、また来るね。」と。機械が元気になって、調子よく印刷できる日はもうすぐのようです。

私と活版女子ななさんが力を合わせてやったことは、ローラーの洗浄。重い10本のローラーを外して油で洗う。きれいになりました。金ローラーは、光っています。可愛がろう、機械を🎵

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